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イヤイヤ期はなぜ起きる?脳の発達・自我の芽生え・言葉のもどかしさ…4つの理由

てんちょ

【この記事で分かる事】
イヤイヤ期が「なぜ起きるのか」が脳の発達・自我の芽生えの視点からわかります! 「なんでこんなにイヤイヤするの?」という疑問が「そうだったのか!」に変わるコラムです。

ごきげんよう♪エデュテの知育玩具バイヤーであり、実は20年以上の子育てを駆け抜けてきた「働くママ」のてんちょです。詳しくはコチラ▶

「なんでこんなにイヤイヤするの!?」

2歳の子どもを育てているママなら、一度は天を仰いだことがあるのではないでしょうか(笑)。

昨日まで素直だったのに、今日は突然スイッチが入ったように「イヤ!」「ちがう!」「ジブンで!」の嵐。

「何が気に入らないの?」「どうしてほしいの?」と聞いても、泣くばかりで答えてくれない。


対応に疲れて、思わず「もう知らない!」と言いたくなる日もありますよね。

私も2人の息子のイヤイヤ期に、何度も「なんでこうなるの?」と思いました。

でもある日、イヤイヤ期が起きる「理由」を理解したとき、我が子への見方がガラッと変わったんです。

「またイヤイヤして…」ではなく「また成長してる」と思えるようになった、そのきっかけをお伝えします。

イヤイヤ期が起きる理由①|「自分」という存在に気づいた

イヤイヤ期が始まる最も大きな理由は、「自我の芽生え」です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分とまわりの区別がありません。

でも1歳半〜2歳頃になると、「自分はママとは別の存在だ」ということに気づき始めます。

「自分の好き・嫌い」「自分でやりたい」「自分で決めたい」という感覚が生まれてくるんです。

💬てんちょのエピソード💬

息子が2歳のとき、いつも通りに着替えを手伝おうとしたら突然「イヤ!〇〇ちゃんがやる!」と大泣きに。

「え、昨日まで普通だったのに…」とびっくりしたのですが、これがまさに「自分でやりたい」という自我の芽生えのサインでした。

あのとき「なんで急に!」と思いましたが、今振り返ると「ちゃんと成長してたんだな」と思えます。

「イヤ!」は「私がいる!」というメッセージ

「イヤ!」という言葉は反抗でも意地悪でもなく、「私はここにいる、私には意志がある」という、自分の存在を主張しているサインなんです。

これは人間として当たり前の、健全な発達のステップです。

イヤイヤ期が起きる理由②|感情をコントロールする脳がまだ育っていない

「気持ちはわかるけど、なんであんなに激しく泣くの?」という疑問、脳の発達で説明できます。

感情をコントロールする「前頭葉」という脳の部分は、なんと25歳頃まで発達し続けると言われています。

2歳の子どもの前頭葉は、まだ発達のほんの入口段階。

つまり、「やりたい気持ち」は強くあるのに、「感情を整える力」がまだ追いついていない状態なんです。

💬てんちょのエピソード💬

スーパーでお菓子を買ってもらえなかった息子が、床に寝転んで大泣きしたことがありました。

「なんでこんなに…」と思いましたが、後から学んだのは「泣き止めないのは意地悪でも甘えでもなく、感情の嵐を自分でどうにもできない状態」だということ。

大人でも悲しいとき涙が止まらないことってありますよね。2歳の子どもはその何倍もコントロールが難しいんです。

怒りや悲しみを爆発させているのは「感情が育っている証拠」

感情そのものが育っていなければ、怒ることも泣くこともありません。豊かな感情が育っているからこそ、激しく表現できる。これも立派な成長のひとつです。

イヤイヤ期が起きる理由③|気持ちを言葉にできないもどかしさ

「泣かずに言って!」と思うこと、ありますよね。

でも実は、2歳の子どもは「言いたいことがある」のに「言葉がまだ追いついていない」状態なんです。

「なんとなく嫌だ」「こうしたかった」という気持ちを言語化するのは、大人でも難しいことがあります。

2歳の子どもが持っている感情の量と、使える言葉の量には大きなギャップがあって、そのギャップが「イヤ!」という唯一の言葉と泣き声で溢れ出すのです。

💬てんちょのエピソード💬

息子が積み木をうまく積めなくて大泣きしたことがありました。

最初は「なんで泣くの?」と思いましたが、よく見ると崩れるたびに何度もチャレンジしていて。

「うまくできない悔しさ」を言葉にできなくて泣いていたんだと気づいたとき、「ああ、一生懸命だったんだな」と胸がじんとしました。

「言葉にできない」から泣いている

「なんで泣くの?」と聞くより「悔しかったんだね」「やりたかったんだね」と代わりに言葉にしてあげることが、2歳の子どもには一番届きます。

「気持ちをわかってもらえた」という安心感が、泣き止む一番の近道だったりします。

イヤイヤ期が起きる理由④|「もっとできるようになりたい」という本能的な欲求

「ジブンで!」という主張は、単なるわがままではありません。

これは「もっと自分でできるようになりたい」という、成長への本能的な欲求です。

人間には生まれながらに「自律したい」という欲求があります。

2歳になって体と頭が発達してきたからこそ、「自分でできるはず!」という感覚が芽生えてくる。

でも実際にやってみると思い通りにいかない。そのギャップが「イヤ!」という感情爆発につながります。

💬てんちょのエピソード💬

息子が「ジブンで靴履く!」と言い張り、10分かけても履けなくて大泣きしたことがありました。

「もう貸して!」と手を伸ばしたら「イヤ!ジブンで!」と拒否。

結果、遅刻しそうになって私もかなりイライラしてしまいました(笑)。

でもあの「ジブンで!」は、「私はもっとできるようになりたい」という強い成長意欲だったんですよね。

「ジブンで!」は成長のエンジンがかかったサイン

時間の余裕があるときは、できるだけ「自分でやらせてあげる」時間を作ってみましょう。

うまくできなくても、「チャレンジした」という体験そのものが次の成長につながっています。

「なぜ」を知ると、イヤイヤ期の見方が変わる

イヤイヤ期が起きる理由を整理すると、こうなります。

自我が芽生えた……「自分がいる」という大切な気づき

感情をコントロールする脳がまだ育っていない……意地悪ではなく脳の発達段階の話

気持ちを言葉にできない……伝えたいのに伝えられないもどかしさ

成長への欲求……「もっと自分でやりたい」という本能

どれも「困った行動」ではなく、すべて子どもが育っているからこそ起きることなんです。

「またイヤイヤして…」と思ったとき、「またひとつ成長したのかな」と思い直せる日が少しずつ増えていくといいですよね。

完璧に思い直せなくていい。「そうだった、これは成長だった」と後から気づけるだけで十分です。

イヤイヤ期の「なぜ」に関するよくある質問

Q. イヤイヤ期が激しい子とそうでない子の違いは何ですか?

A. 気質・言語発達のペース・環境など様々な要因が関係していると言われています。激しい子は感情が豊かで自己主張がはっきりしている場合も多く、穏やかな子は別の形で自己主張しているケースもあります。どちらが良い・悪いではなく、それぞれの個性と発達のペースがあります。気になる場合はかかりつけの小児科医や保健師さんに相談してみてください。

Q. イヤイヤ期に「ダメ」と言い続けるのは良くないですか?

A. 安全に関わること・他者を傷つけることには「ダメ」とはっきり伝えることが大切です。ただし、「ダメ」だけではなく「〜したかったんだね、でも〜だからできないよ」と気持ちを受け止めた上で理由を短く伝えると、子どもに届きやすくなります。長い説明は逆効果なので、シンプルな言葉で伝えましょう。

Q. イヤイヤ期に遊びで発散させることはできますか?

A. はい、とても効果的です!「やりたい・自分でやりたい」という欲求を遊びの中で思いっきり満たしてあげると、イヤイヤの頻度が落ち着くことがあります。指先を使う積み木・パズル・おままごとなど、「自分でできた!」が感じやすい遊びが特におすすめですよ。

まとめ|てんちょからひとこと

イヤイヤ期が「なぜ起きるのか」を知ったとき、私は泣きそうになりました。

「あのとき息子は、精一杯自分を表現しようとしていたんだな」と思ったら、あの大変だった日々が急に愛おしく見えてきて。

「また始まった」と思う日もある。怒鳴ってしまう日もある。

それでいいんです。完璧なママなんていないから。

「なんでこんなにイヤイヤするの?」という疑問が「これは成長なんだ」に変わるだけで、明日がほんの少しラクになります。

今日も子どもの「イヤ!」と向き合っているあなたへ、本当にお疲れさまです♪