【離乳初期】お鍋でカンタン☆10倍粥

離乳食インストラクターの資格を持つ２児のママが、離乳食の基本になる、お粥の作り方をお伝えします。水分量を変えるだけで、どの時期にも対応できるレシピですよ。

＜材料＞

米　２０ｇ

水　２００ｃｃ

＜手順＞

• 米を洗い、ザルにあげて５分水切りをします。

• 鍋に米と水を入れて、３０分浸水させます。

• 鍋に蓋をして最初は強火、沸騰したら蓋をずらし、弱火で３０分炊きましょう。火を消したら蓋を戻し、１０分蒸らします。

• ここまでで１０倍粥の完成です。

• ここから裏ごしをして湯冷ましでのばします。

• ヨーグルト状(ポタージュ状)になったら完成です。

＜ワンポイント＞

３０分しっかりと浸水させることで、芯のないふっくらとしたお粥に仕上がります。

分量が少ないので、炊いている途中に鍋にくっつく場合は、木べらなどで混ぜてOKです。

離乳初期は、１０倍粥を裏ごししたもの→つぶしたもの→そのままと、少しずつステップアップさせてあげてくださいね。

裏ごしをするだけだとネバネバしてしまいますので、必ず湯冷ましでのばしながら、スプーンからポタポタとたれるくらいのヨーグルト状を目指してください。

サラサラしすぎると口の中で流れてしまい、こぼれてしまったり流しこむように飲みこんでしまいます。

「自分の舌を前後に動かし送りこむ」という練習をさせてあげましょうね。

＜まとめ＞

「お鍋で炊いたら食べっぷりが違いました！」と、感想をたくさんいただいているレシピです。

初期は１０倍粥、中期は７倍粥、後期は５倍粥、完了期は軟飯が目安になっていますので、徐々に水分量を変えて作ってみてくださいね。

ライター　　池田夕起