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あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

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あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

イヤイヤ期、いつか終わるとわかっていても、毎日の事となると本当に大変ですよね。

以前保育士として勤めており、新生児期こそ未知でしたが、乳児期から幼児期の成長過程への対応は把握しているつもりでした。

 

ですが、我が子となると全く余裕が無くなります。

イヤイヤ期真っ盛りの我が子。こんな時どうしていたかな、と保育で学んできたことを思い出してみました。

 

 

 

ステップ1:大人の気持ちを整える

 

あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

 

イヤイヤする子どもへの対応、まずは大人が気持ちをフラットにすることが大切です。即効性があるのが深呼吸です。

鼻からたっぷりと息を吸ってゆっくり吐いて落ち着きましょう。そんな簡単に収まるわけが無いと思いますが、確かにカーっとなった瞬間よりも感情的にならずに済みます。

 

 

 

ステップ2:子どもの気持ちを受容する

 

あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

 

大人が落ち着いて対応出来る準備が整ったら、次は子どもの気持ちを少しほぐしてあげます。

言葉にして気持ちを受け止めてあげることが大切です。「そうか、そうか、いやだったね」、「◯◯したかったんだね」等、子どもの主張の原因を予測して言語化します。

この時、ぎゅっと抱き締めてあげ、優しく背中をトントンとしてあげる等、スキンシップを取ると、より一層受け止められている事が伝わり安心します。

 

 

 

ステップ3:2つか3つの選択肢を用意する

 

あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

 

子どもの気持ちが少し落ち着いたら、次の行動を促すべく、選択肢を提案します。

ここで大切なのが、1つではなく、2~3個の提案をし、子どもに決定権を持たせるという事です。

選択肢は無理のない、出来るだけ目に見えてわかりやすいものを提示します。

子どもにとって目に見える情報はわかりやすく、気持ちの切り替えにも効果抜群です。

 

 

 

我が子のイヤイヤエピソード

 

あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

 

このステップを踏まえた一例を上げてみます。

バタバタと忙しい朝、保育園に行くのに玄関で靴を履きたくない!という時。

もう遅刻してしまう!だからもっと早くごはんを食べればよかったのに…!!!と私はイライラ。

 

 

まずはステップ1、深呼吸をして気持ちを整えます。

そしてステップ2、子どもの気持ちの受容として、靴を履きたくないと主張していることをそのまま受け止め、言葉で返して上げます。「そっかぁ、おくつはきたくないいんだねぇ。」と。

 

最後にステップ3、選択肢を用意します。簡単な提案としては、子ども用の2種類の靴を見せ、「〇〇ちゃん、かっこいい靴持ってるね~!どちらを履いていく?」と視覚情報を元に選択肢を用意します。

 

 

イヤイヤしている時はどうしても斜めに行きたがるので、他の靴をしまっておかないと、大人用の靴を選ぶなんて事もありますのでご注意を…。

 

 

 

それでも揺るがない時は”何でも擬人化作戦”で、「おくつさん、〇〇ちゃんに履いてほしいって言ってるよ!一緒に保育園に行きたいんだって♪」等とヨイショヨイショと盛り上げます。

この作戦、コロッと気持ちが変わるのが面白く、ついつい多用してしまった結果、今あらゆる場面で「これなんて言ってるー?」と聞かれる事態になっています。家事をしていたり、疲れているときには何のコメントも出てきません。

やりすぎは禁物ですね。

 

 

 

今、この瞬間しか無い姿

 

あの手この手で対策!イヤイヤ期を乗り切る選択制プラン

 

親も子どもも人間です。

1つの対応で、必ずしも毎回すんなりと受け入れられるわけではありませんが、どれもこれも今しか無い姿だと思うと、イヤイヤする姿も、その対応をどうしようかと考えることも、いつか懐かしく愛おしい日々になるのだと思い、毎日を楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

ライター 田中 めぐみ