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︎自分が子どもにしてきたことは、そのまま自分に返ってくる

エデュテ

「自分の行いは自分に返ってくる」‥これは本当にそうだなと息子を見ていて思います。

自分が誰かに優しくすれば、自分も誰かに優しくされ、笑いかければ笑顔が返ってくる‥子育てに限らず、いろんなことに言えるのかもしれません。

 

赤ちゃんの頃の記憶

 

 

息子は、3歳頃からイライラすると持っている物を何でも投げるようになりました。

私はそれを止めさせようと何度も息子に言い聞かせてきましたが、なかなか止めることができません。

その理由を私は考え、息子を観察しました。

そして気付いたのです。

それは、私がしていたことなのだということに‥。

息子が赤ちゃんの頃、私は自分に余裕がなくなると物に当たっていました。

例えば洗濯物を取り込んでいる時。「ママー」とくっついてくる息子に、「あーもう!後でって言ってるでしょ!」ときつい口調で言いながら、取り込んだ洋服やタオルを投げてしまっていたのです。

物に当たるのは良くないことだと分かっていても、当時は本当に色々と余裕がありませんでした‥。

息子にとって「イライラしたら物に当たる、投げる」ということは、母親がしていたことだから悪いことではない‥こうインプットされていたのでしょう。

何度言い聞かせても伝わるはずがありません。

 

 

 

「わたし、世界でいちばんしあわせなママだわ」

 

 

話は少し変わりますが‥。

これは、「あおいアヒル」という絵本の中で、池で泣いていたワニの赤ちゃんを育てることになったアヒルの言葉です。

アヒルのおかげでワニは優しい大人になっていきますが、反対にアヒルは徐々に記憶が曖昧になり、怒ったり忘れたりしていきます。

すると、「今度ははぼくがまもるから」というワニ。

このお話を読んだ時、私は思わず息子を強く抱きしめました。

アヒルの深い愛情がワニに伝わり、強い優しさとなってアヒルに返ってくる‥。

まさしく「自分の行いは自分に返ってくる」のだと私は思いました。

そしてワニの言葉、「ずっとかわらないのは、ママがぼくをだいすきで、ぼくもママがだいすきなこと」‥

もうこれには涙腺崩壊です(笑)

この絵本に出会ってから私は毎晩、「ママは世界一幸せ。ありがとね。ずっと大好き!」と息子に伝えるようにしました。

すると、「ぼくもー!」と笑顔で返してくれる息子☆

そして私自身、物に当たることはしないように、強い口調にならないように心がける日々が続きました。

すると、息子も4歳になる頃には物を投げることはしなくなっていました。

どうしても感情が抑えられない時は、たまに投げてしまうこともありますが‥(汗)

時間はかかっても、続ければ思いは伝わるのだと実感した出来事でした。

 

 

 

 

優しさの連鎖

 

 

我が家では、息子が危ないことや誰かを傷付けるような悪いことをした時には、「バチが当たるよ」と言います。

「天罰が下るよ」とも。

息子はそれが良くないことで、その理由も分かっているので、なるべくそれ以上は言わないように心がけています。

すると不思議なことに、本当に息子にバチが当たるんです!

その直後に転んだり頭をぶつけたり‥。

どれも軽症なので大事に至ることはないのですが、息子も自分で「てんばつー!!」と言いながら笑っています(笑)

天国の父や愛犬の仕業なのかもしれません。

自分の行いは、見てくれている人が必ずいると私は思っています‥良いことも悪いことも。

息子も「あおいアヒル」のワニのように、「自分がしてもらったから、今度は自分が誰かに同じようにしよう」と行動できる大人になってほしいものです。

優しさの連鎖に囲まれますように‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

ライター とこしまゆき