モンテッソーリ教育で大切にしている2歳の育て方

やる気満々

自分でやってみよう！「やりたい、やりたい」の時期です。

 2歳の悩み

・イヤイヤ期真っ盛り！自己主張が激しい

・活発に動くから、ますます目が離せない

・すぐに癇癪を起こす

・友だちのおもちゃを取って遊んでしまう

2歳の能力

この時期、とにかく伸びる能力は、なんと言っても「自分」。自我が目覚め、「自分で！」と自己主張するようになります。

ここを上手に乗り越えることで、自己管理ができるようになり、自信につながっていきます。

・「ワンワン、来た」などの2語文を言うようになる。

・狙ったところにボールを投げられる。

・人が何かしている姿を見て、まねをすることができる。

・歩く、走る、ジャンプをするなど運動能力が高まる。

・階段をゆっくり下りるなど、手足と目の協調性が出てくる。

2歳の子どもの能力を伸ばすママとパパの行動

見て覚える時期なので、なんでもマネして覚える能力は目を見張るほど！なので、「やりたい！」を叶えてあげる方法を考えてあげてください！

子どもの「やりたい！」をやらせてあげれば、イヤイヤ期はなくなります。

たとえば、コンセントの穴に何か入れようとしていたら、いきなり怒ったりせず、その行動から「穴に何かを通したいのね」と気持ちを汲み、安全にできる別の方法を見つけてやらせてあげましょう。

怒ってやめさせてしまうと、子どもは二度とその能力は伸ばせないままになってしまいます。「やりたい」気持ちを大切にして経験をさせてあげることで、子どもが大きくなっても意欲を持ってやり続ける力になります。

また、「やりたい！」という気持ちを成功体験につなげられるように、”子どもができるもの”を用意してあげましょう。ポットから注ぎたいたいなら、子どもが持ちやすい形のポットや大きさ、重さを配慮することが必要です。

このとき、ママやパパは、自分がイライラせずにできる範囲にとどめるのがコツです！

水で遊ばせたいなら「ママ、片付けるの大変だから、お風呂場でならいいよ」と言っていいんです！

子どもに親の事情や気持ちは伝えましょう。

ただし、その前にたくさん共感して、子どもと信頼関係を築いておいてくださいね。

子どもの気持ちも大切だけど、ママやパパがご機嫌でいることを優先してくださいね！

（社）輝きベビーアカデミー代表　伊藤美佳

モンテッソーリ教育✖️ハーバード式
０歳からの乳幼児教育専門家。
著書累計15万4千部　海外5ヶ国に翻訳。
保育園、幼稚園26年間の現役時代に子どもの個性を活かし自律を促す『輝きメソッド』を開発！インストラクター700名輩出。
モンテッソーリ教育＋脳科学＋コーチングで『光り輝く子ども達を未来へ』