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よく噛んで賢く健康に!噛む力を育てる5つのポイント

エデュテ

 

「よく噛んで食べると賢いこどもに育つ」と、聞いたことはありませんか?

 

噛むという動作と賢さ、

すなわち脳の働きやそれによって身に付く学力には、実は深い関係性があります。

噛む力を育てることで、脳の発達が促がされ、

身体の発育にも良い影響があるといわれています。

 

よく噛むことが、こどもたちの発達に与えるたくさんのメリットと、

噛む力を育てるために意識したい5つのポイントをご紹介します。

 

よく噛むことが脳と身体に与える影響

 

噛むという動作はを動かして行います。

その時に使う顔の筋肉は脳に近い場所に位置するため、

顎を動かすたびに脳が刺激されます。

 

その刺激を受けて脳への血流が増え、より多くの酸素や栄養素が血液を通して

脳に運ばれることで、脳の働きが活性化します。

 

脳が活性化すると、集中力が向上し、

記憶力や学習効率が良くなる効果があります。

 

そのため、日常の知育や取り組みの結果が

より身に付きやすくなることが期待できます。

脳を活動させるためには大量のエネルギーが必要です。

 

脳が活発に機能することで、エネルギーが消費されてお腹が空くので、

普段は少食な子も食欲が増して、

より食事からの栄養が摂れるようになるという好循環も。

 

また、しっかりと咀嚼することで唾液の分泌が促され、

自浄作用による殺菌効果で虫歯のリスクを下げたり、

唾液に含まれる酵素が消化吸収を助けたりするというメリットもあります。

消化の負担を下げることは、腸内環境を整えることにも繋がります。

 

意外なことに、

よく噛むことで育てられる顎の筋力は

運動機能とも密に関係しています。

顎の力が未発達だと、足で踏ん張る力が弱くなるので瞬発力が低下します。

何もないところで転ぶことが多い子や、

ボールが飛んできたときに身体がとっさに反応しづらい子は、

普段の食事でよく噛めているかチェックしてみてください。

噛む習慣をつけることで足の力や瞬発力も育てられます。

 

噛む力を育てる5つのポイント

 

脳のはたらき、集中力、学力、消化吸収、足の力・・・

こどもたちの脳と身体にさまざまな影響がある噛む力。

ぜひ幼児期に育てたい大切な力のひとつですね。

日常の食卓で少し意識するだけで簡単にできる5つのポイントをご紹介します。

 

① 大人が噛む様子を見せる

周りの大人の食べるスピードが速く、

あまり噛まない姿を日頃から見せていると、自然とこどもも同じように食べる癖がつきます。

同じ食卓でしっかり噛んで食べる様子を見せて、口の動きを真似させてみましょう。

「こうやって、お口をもぐもぐ動かして食べようね」と、声掛けをするのも効果的です。

 

② よく噛むことのメリットを伝える

こどもたちは、大人が思う以上に『なぜ』 に敏感です。

よく噛むことが自分に与える影響と、噛まなければいけない理由に

納得できれば、噛むことへの意欲が湧いてきます。

 

なぜよく噛んで食べることが大切なのか、よく噛むとどんないいことがあるのか、

消化の仕組みや唾液の働きなども交えて、

こどもたちにもわかりやすい言葉で説明してあげましょう。

 

③ 飲み物は食事の最初と最後に

食事の最中に飲み物をたくさん飲むと、

あまり噛まずに流し込むように食べる癖がついてしまいます。

 

また、食事中に水分を摂り過ぎると、お腹が膨れて少食の原因になることも。

食前に口を潤す程度、食後にしっかりと水分補給をさせれば十分です。

食事中は、過度に水分を摂らせないよう気をつけましょう。

 

④ 歯ごたえのある食材を取り入れる

根菜や生野菜、こんにゃく、タコやイカなど歯ごたえのある食材を

積極的に食事に取り入れましょう。

しっかりと噛まなければ飲み込めない食材に慣れることで、

自然と噛んで食べる習慣がつきます。

 

おやつも、堅焼きせんべいや小魚、するめ、干し芋など

歯ごたえのあるものを与えれば、噛む力が育ち、

よく噛むことで満腹感を得られるので食べ過ぎも防げます。

 

噛む力が未熟な子や、よく噛むことに慣れていない子は、

歯ごたえのある食材を避ける傾向があります。

噛まなければいけないものを食べたくないという理由で、

「食べたくない」と感じてしまうことも。

噛む力を育てることで、好き嫌いも防止することができます。

 

⑤ 噛む音を楽しむ

シャキシャキ、パリパリ、サクサクなど

噛んだ時に口の中で感じられる音を楽しみながら食べてみましょう。

 

 

どんな音がするかな?

蓮根はシャキシャキ♪

おせんべいはバリバリ♪

りんごはシャリシャリ♪

 

このように楽しみながら言葉にすることで、語彙力や表現力も養われます。

 

噛む力を育てて、健康で賢い子に!

 

よく噛んで食べることには、こどもたちにとってたくさんのメリットがあります。

幼児期に噛む力を育てることは、生涯を通して健康的な食生活を

送るために欠かせない力を身に付けることでもあります。

 

噛む力を育てて、健康で賢い子に!ぜひ日常の食卓で実践してみてください。

 

【 ライタープロフィール 】

株式会社LWL 

取締役副社長 

食育×幼児教育アドバイザー 

藤井 菜月

 

生きる力・考える力・伝える力を育むおうち食育×幼児教育を

全国のママやパパにオンラインで指導。

ふたりの娘を育てながら、女性とこどもの支援につながる共育とヘルスケア事業を展開。

上級幼児食アドバイザー/パーソナルヘルス解析士®/ベビーマッサージインストラクター/ベビーヨガインストラクター 

 

株式会社LWLでは、大人とこどもの腸活をサポートするプログラムをご提供しています。

 

ひとりひとりに合わせたご提案で、パーソナルな腸活をサポートします。

まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせはHPのお問い合わせフォームから承ります。

 

株式会社LWL 

HP: https://ladies-world-leading.com

近年の疫学調査により速食いの習慣がある人には肥満者が多いそうです。「ゆっくりとよく噛むこと」は肥満対策のひとつとして期待されています。子どものうちから、噛む楽しみを知り、自然と健康意識が習慣化されるよう、心掛けましょう♪