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【この記事で分かる事】
1歳で歩かなくても焦らなくて大丈夫!歩行発達の目安・個人差・歩く練習の方法がわかります。
「うちの子まだ歩かない…」という不安が「大丈夫、その子のペースがある」に変わるコラムです。
ごきげんよう♪エデュテの知育玩具バイヤーであり、実は20年以上の子育てを駆け抜けてきた「働くママ」のてんちょです。詳しくはコチラ▶
「もう1歳になったのに、まだ歩かなくて心配で…」
周りの子がよちよち歩き始めているのに、うちの子はまだハイハイばかり。
「何か問題があるのかな」「もっと練習させた方がいいのかな」と不安になってしまいますよね。
でも、まずひと息ついてください。
1歳で歩けなくても、大多数のお子さんは1歳半頃までには自然と歩き始めます。
歩行の発達には大きな個人差があり、「早い・遅い」はその子の個性のひとつです。
私の息子も「もう少しかかるかな…」とドキドキした時期がありましたが、ある日突然スタスタと歩き出して、思わず涙が出たことを今でも覚えています。
今回は歩行の発達の目安・歩く練習の方法・歩行を促す遊びを丁寧にお伝えします!
もくじ
歩行の発達には段階があります。まず全体の流れを確認してみましょう。
歩行発達のステップ
✅つかまり立ち(9〜10ヶ月頃が目安)……家具や壁につかまって立ち上がる
✅つたい歩き(10〜11ヶ月頃が目安)……家具などに手をついて横に歩く
✅ひとり立ち(11〜12ヶ月頃が目安)……手を離して数秒間立っていられる
✅ひとり歩き(12〜18ヶ月頃が目安)……手を使わずにひとりで歩く
厚生労働省の乳幼児身体発育調査では、ひとり歩きができるようになる時期の目安は90%の子どもが1歳6ヶ月頃までとされています。
つまり1歳ちょうどに歩けなくても、多くの子どもはその後しっかり歩き始めます。
「1歳で歩けない=遅れている」ではありません。
ハイハイがしっかりできている・つかまり立ちができているなら、着実に歩行に向けて発達しています。
歩き始めの時期がこれほど個人差がある理由を知ると、焦りが和らぎます。
理由① 体格・体重の違い
体が大きめ・体重が重めの子は、足腰に自分の体重を支えるための筋力が必要で、歩き始めが遅くなることがあります。
逆に小柄な子は早めに歩き始めることが多い傾向があります。
理由② ハイハイが得意な子は歩くのが遅くなりやすい
ハイハイがとても上手で速い子は「ハイハイの方が移動しやすい」と感じて、歩くことへの移行が遅くなることがあります。
ハイハイは脳の発達にもとても良いので、この時期を十分に楽しんでください。
理由③ 慎重な性格の子は歩き始めが遅い
「転ぶのが怖い」という慎重な気質の子は、十分に自信がついてから歩き始める傾向があります。
慎重さは慎重さで大切な個性です。
理由④ 遺伝的な要素
パパ・ママが歩き始めるのが遅かった場合、子どもも遅くなる傾向があることが知られています。
「私も歩くのが遅かったと聞いた」という場合は、個性として受け入れてあげましょう。
「練習させよう」と意気込む必要はありません。
日常の遊びの中で自然に歩行を促すことが、一番効果的で子どもも楽しく取り組めます。
✅方法① 両手をつないでいっしょに歩く
立った状態で両手をつないでゆっくり歩いてみましょう。
歩く感覚・リズム・バランスの取り方を体で覚えていきます。
「いっぽ、にほ」と声をかけながら歩くと、楽しい雰囲気になって子どもも前向きに取り組んでくれます。
✅方法② 片手つなぎに移行する
両手つなぎが安定してきたら、片手だけにしてみましょう。
片手だけで支えることで、自分でバランスを取る練習になります。
「できた!」という達成感が次のステップへの意欲につながります。
✅方法③ 少し離れた場所から呼ぶ
子どもがつかまり立ちしている状態で、少し離れた場所からおもちゃを見せたり名前を呼んだりしてみましょう。
「行きたい!」という気持ちが歩き出す動機になります。
距離は最初は1〜2歩で届く場所から始めて、少しずつ広げていきましょう。
✅方法④ 歩きやすい環境を整える
転んでもケガをしないよう、床にマットを敷く・家具の角にクッションをつけるなど、安全に歩ける環境を整えましょう。
「転んでも大丈夫」な環境があると、子どもも思い切って挑戦できます。
✅方法⑤ 靴下を脱がせて裸足で歩かせる
裸足で床の感触を感じながら歩くことで、足裏の感覚・バランス感覚が育ちます。
室内では靴下より裸足の方が滑りにくく、歩行の練習に適しています。
💡 手押し車で歩行練習
手押し車は歩行練習の定番おもちゃです。
「押しながら歩く」という動作が、体重移動・バランス・足腰の筋力を自然に育てます。
前に進む楽しさが「歩きたい!」という気持ちを引き出してくれます。
【座っても遊べる手押し車】

💡 外遊び・砂場遊び
デコボコした地面・砂の上・芝生など様々な地面を歩く体験が、足裏の感覚とバランス力を育てます。
外の景色や刺激が「もっと歩いて行きたい!」という意欲にもつながります。
💡ボールを追いかける
転がるボールを追いかける遊びが歩行への意欲を自然に引き出します。
「ボールを取りに行きたい」という気持ちが、歩く動機になります。
💡 音楽に合わせて体を動かす
リズムに合わせてステップを踏む・揺れる動作が、体のバランス感覚とリズム感を育てます。
楽しい雰囲気の中で体を動かすことが、歩くことへのポジティブなイメージを育てます。
💡「おいで」と呼びながら少しずつ距離を広げる
子どもが大好きなものを少し遠い場所に置いて「おいで!」と呼んでみましょう。
「あそこに行きたい」という強い動機が、初めての一歩を引き出すことがあります。
多くの場合は個人差の範囲内ですが、以下に当てはまる場合はかかりつけの小児科医に相談してみましょう。
✅1歳6ヶ月を過ぎてもひとり歩きができない
1歳半健診でも歩行の確認があります。歩けていない場合は健診で相談してみましょう。
✅つかまり立ちができない
つかまり立ちが全くできない場合は、筋緊張や発達の状態を確認してもらうことをおすすめします。
✅片側だけに体重をかけている・左右で動きに差がある
足の動きに左右差がある場合は、股関節や筋肉の状態を確認してもらいましょう。
✅一度歩けるようになったのに歩かなくなった
発達が後退している場合は早めに相談することをおすすめします。
✅歩き方がいつも変・つま先立ちで歩く
特定の歩き方が続く場合は相談してみてください。
Q. 1歳3ヶ月ですがまだ歩きません。受診した方がいいですか?
A. 1歳3ヶ月であれば多くの場合は個人差の範囲内です。つかまり立ち・つたい歩きができていれば、歩行の準備は着実に進んでいます。1歳6ヶ月健診まで様子を見ながら、気になる場合はかかりつけの小児科医に相談してみてください。
Q. ハイハイをしないままつかまり立ちをしています。歩けるようになりますか?
A. ハイハイをせずにいきなりつかまり立ちをする子もいます。ハイハイは発達において重要なステップですが、ハイハイをしなかった子が歩けなくなるわけではありません。詳しくはかかりつけの小児科医に相談してみてください。
Q. 歩く練習は毎日しないといけませんか?
A. 「練習しなければ」と意気込まなくて大丈夫です。子どもは歩きたいという気持ちが出てきたときに自然と歩き始めます。日常の遊びの中で「歩きたくなる環境」を整えながら、楽しく関わってあげることが一番の練習になりますよ。
「まだ歩かない…」と心配しているそのとき、子どもは着実に体を準備しています。
焦って練習させるよりも、「歩きたくなる環境」と「歩けたときの最高の笑顔」を用意して待ってあげてください。
ある日突然スタスタと歩き出す瞬間は、見ているだけで涙が出るほど感動します。
「あのとき焦らなくてよかったな」と思える日が必ず来ます。
そして歩き始めたら、次は走り回って追いかけるのが大変になります(笑)。
今のハイハイ時代も、存分に楽しんでおいてくださいね♪
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