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モンテッソーリ流こどもへの接し方

エデュテ

前回の記事では  【三つ子の魂百までは科学的に正しい】  について伊藤美佳先生にお話を伺いました!

今日も、伊藤先生にお話を伺いたいと思います。

すべてを受け入れる

 

モンテッソーリ教育で提唱している「子どもと接するときの心構え12カ条」をベースに私の経験を加味して8つの接し方としてまとめています。

 

今回はそのうちの3つをご紹介したいと思います。

 

まず1つめは、「すべてを受け入れること」

子どもの可能性を広げるためには、人の常識を押しつけてはいけません。

たとえば、子どもが絵を描いていて、太陽を青い色で塗り始めたらどうでしょうか?葉っぱをピンクで描いたら?たいていの大人は、「太陽はあかでしょ!」「葉っぱは緑色じゃないの」と注意してしまいます。

 

でもそれはあくまでも大人の常識。

子どもの自由な発想を否定してしまうことになります。

子どもにはその色で塗りたかった理由があるかもしれません。大切なのは、子どもがどうしてそう思ったのか、そういう行動をとったのか、プロセスと見てあげることです。

 

「そうしたかったのね」「あなたはそう思ったのね」というふうに、子どものしたことや言動をいったんすべて肯定し、受け入れてあげることが大切です。

そうすると子どもは「受け入れてもらえた」と安心します。

 

親が子どものしていることを受け入れず、頭ごなしに否定していると、子どもがもともと持っている豊かな発想力や想像力が奪われてしまいます。

 

 

自分で選ばせる

ママと子ども

どんなに小さな赤ちゃんでも自分で選ぶ力と意思をもっています。

生後3カ月の赤ちゃんが私の教室にやってきたとき、近くのある3つのものを手に持って、「どれがいいかな?」と聞いてみました。

すると、その子は「これ!」と目で合図をして、3つの中から赤い色をした髪飾りに手を伸ばし、楽しそうに遊び始めました。

 

おもちゃで遊ばせるときは、大人が一方的に与えるのではなく、こんなふうにいくつかの選択肢を用意してあげるといいでしょう

 

人生は選択の連続です。

その1つとひとつの場面で、自分にふさわしい選択をできるかどうかで、人生が大きく変わってしまうこともあります。

小さい頃から自分の意思で選ぶ経験を積み重ねることで、大人になっても周囲の意見に振り回されることなく、自分自身が納得いく人生の選択ができるようになります。

 

 

 

信じて待つ

 

親が子どもに言うことを聞かせることのほうがずっとラクでしょう。

でも子どもには子どものペースがあります。それを見守るのが大人の役目なのです。そして、子どもが自ら気付くのを待つことのほうが、ずっと大切です。

 

自分で気づくことのできた子は、どんなときでも、その場にふさわしい行動がとれるように成長していきます。

きっと、親に信じて待ってもらえたという安心感がパワーに変わり、自分にも自信が持てるようになっていくからでしょう。

一方、親に言われた通りに行動している子どもは、その場では言うことを聞けても、状況が変わるとまた同じことを繰り返してしまいます。自分で気づいて行動していないから、身につかないのです。

 

親が待つことができると、その子は、「待てる子ども」に育ちます。

 

私は仕事柄、多くの起業家さんにお会いします。どの方も成功して人望も厚く、魅力的な方ばかりです。その方たちに共通しているのが、「穏やかで、人を許せる寛大な心の持ち主である」こと。

 

子どもを「待てる人に育てる」と寛大な心を持てるようになりますよ。

 

 

エデュテと輝きベビーアカデミーが一緒に共同開発した

「おうちdeモンテ」おもちゃが発売されました!

 

伊藤美佳先生

(社)輝きベビーアカデミー代表 伊藤美佳

モンテッソーリ教育✖️ハーバード式
0歳からの乳幼児教育専門家
著書累計15万4千部 海外5ヶ国に翻訳
保育園、幼稚園26年間の現役時代に子どもの個性を活かし自律を促す『輝きメソッド』を開発!
インストラクター700名輩出
モンテッソーリ教育+脳科学+コーチングで『光り輝く子ども達を未来へ』