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乳頭混乱の対策|原因・見分け方・今日から試せる7つの方法

てんちょ

【この記事で分かる事】
乳頭混乱の原因・見分け方・今日から試せる対策がわかります!
「母乳に戻れるの?」という不安が「大丈夫、焦らなくていい」に変わるコラムです。

ごきげんよう♪エデュテの知育玩具バイヤーであり、実は20年以上の子育てを駆け抜けてきた「働くママ」のてんちょです。詳しくはコチラ▶

「哺乳瓶を使ったら、急におっぱいを嫌がるようになってしまった…」

ほんの少し哺乳瓶を使っただけなのに、突然母乳を飲まなくなってしまった。

泣いて暴れる赤ちゃんを前に、どうしたらいいかわからなくてパニックになった方も多いのではないでしょうか。

これが「乳頭混乱」と呼ばれる状態です。


母乳育児を続けたいのに、赤ちゃんがおっぱいを拒否してしまう。

「私の育て方が悪かったのかな」「もう母乳に戻れないのかな」と、自分を責めてしまうこともありますよね。

でも、乳頭混乱はあなたのせいではありません。

そして、適切な対処をすることで多くの場合改善できます。

今回は、乳頭混乱の原因・見分け方・今日から試せる対策をお伝えします。

焦らず、一緒に乗り越えていきましょう。

乳頭混乱とは?

乳頭混乱とは、哺乳瓶の人工乳首に慣れた赤ちゃんが、お母さんのおっぱい(乳頭)を嫌がるようになる状態のことです。

「ニップルコンフュージョン(Nipple Confusion)」とも呼ばれます。

なぜ起きるの?

母乳を飲むときと哺乳瓶から飲むときでは、赤ちゃんの口や舌の動き方がまったく異なります。

母乳を飲むときは、赤ちゃんが乳輪ごと深くくわえ、舌・あご・唇を複雑に動かして絞り出す必要があります。

一方、哺乳瓶の人工乳首は少し吸うだけでミルクが出てくる設計になっています。

哺乳瓶に慣れた赤ちゃんは、「少し吸えば飲める」という感覚を覚えてしまいます。

すると、力を使わないといけないおっぱいを「飲みにくい」と感じて嫌がってしまうのです。

どんな赤ちゃんに起きやすい?

生後3〜4週間以内の早い時期から哺乳瓶を使った場合に起きやすいとされています。

ただし個人差があり、同じように哺乳瓶を使っても乳頭混乱が起きない赤ちゃんもいます。

これって乳頭混乱?見分け方チェックリスト

「乳頭混乱かもしれない」と思ったら、以下のチェックリストで確認してみましょう。

おっぱいに吸い付こうとしない・すぐ外す

おっぱいを嫌がって泣き叫ぶ

哺乳瓶なら問題なく飲める

乳首を浅くしかくわえない・舌で押し出す

吸い始めてもすぐに離す・怒る

哺乳瓶を使い始めてから突然母乳を嫌がるようになった

これらに複数当てはまる場合は乳頭混乱の可能性があります。

乳頭混乱と似た状態・混同しやすいもの

乳頭混乱と似たような状態に「授乳ストライキ」というものもあります。

授乳ストライキは哺乳瓶も嫌がることが多く、体調不良・歯の生え始め・環境の変化などが原因のことがあります。

判断が難しい場合は、かかりつけの小児科医や助産師さんに相談してみてください。

今日から試せる!乳頭混乱の対策

💡対策① できるだけ直接授乳を続ける・増やす

哺乳瓶の使用を一時的に減らし、直接おっぱいで授乳する機会を増やしましょう。

嫌がっても諦めず、授乳のたびにまず直接おっぱいを試してみることが大切です。完全に飲めなくても「くわえてみる」だけでも前進です。

💡対策② 赤ちゃんが眠そうなタイミングで授乳する

完全に目が覚めて元気なときより、ウトウトしているタイミングの方が抵抗が少なく、おっぱいをくわえやすいことがあります。

授乳のタイミングを「眠そうなとき」に合わせてみましょう。

💡対策③ お腹が空きすぎる前に授乳する

お腹が空きすぎて泣いている状態のときは、赤ちゃんが焦ってうまくくわえられないことがあります。

空腹のサインが出た早めのタイミングで授乳を試みましょう。泣き止まないときは少量のミルクで落ち着かせてから直接授乳を試みる方法も有効です。

💡対策④ 乳頭・乳輪を柔らかくしてから授乳する

授乳前に少し搾乳して乳首を柔らかくしておくと、赤ちゃんがくわえやすくなります。

乳輪まで深くくわえさせることを意識して、ラッチオン(くわえさせ方)を見直してみましょう。

💡対策⑤ 哺乳瓶を使う場合は「母乳実感タイプ」を選ぶ

どうしても哺乳瓶を使う必要がある場合は、母乳を飲むときと同じような口の動きができる「母乳実感タイプ」の乳首を選びましょう。

吸い方が母乳に近い設計になっているため、乳頭混乱が起きにくいとされています。

💡対策⑥ 肌と肌を触れ合わせる「カンガルーケア」を試す

赤ちゃんをママの胸の上に直接乗せて過ごす「カンガルーケア」が、おっぱいへの関心を高めるのに効果的という声があります。

肌の温もり・ニオイ・心音が赤ちゃんの本能に働きかけ、自然とおっぱいを探すような動きをすることがあります。

💡対策⑦ 専門家(助産師・母乳外来)に相談する

自己流での対応に限界を感じたり、赤ちゃんの体重が増えているか心配なときは、遠慮なく助産師さんや母乳外来に相談しましょう。

ラッチオンの確認・授乳姿勢のアドバイス・乳頭保護器の紹介など、専門的なサポートを受けられます。

てんちょのリアルエピソード

私自身も、長男のときに乳頭混乱を経験しました。

入院中に「補足が必要」と言われて哺乳瓶でミルクを足すようになったのですが、退院してすぐに突然おっぱいを嫌がるように。

泣きながら仰け反る赤ちゃんを前に、「私のおっぱいがダメなのかな」と自分を責めて、何度も泣きました。

助産師さんに相談して言われたのが「眠そうなときに試してみて」という一言。

半信半疑でやってみたら、ウトウトしているタイミングでは素直にくわえてくれて…。

そこから少しずつ直接授乳の時間を増やして、2週間ほどで元に戻れました。

諦めなくてよかったと今でも思います。

そして、もっと早く専門家に相談すればよかったとも。

ひとりで抱え込まず、助産師さんや母乳外来を頼ってほしいです。

乳頭混乱に関するよくある質問

Q. 乳頭混乱は必ず改善しますか?

A. 多くの場合、根気よく直接授乳を続けることで改善できます。ただし赤ちゃんの個性・月齢・乳頭混乱の程度によって時間がかかることもあります。1〜2週間試しても改善が見られない場合は、助産師さんや母乳外来に相談することをおすすめします。

Q. 哺乳瓶を使うと必ず乳頭混乱になりますか?

A. 必ずしもそうではありません。哺乳瓶を使っても乳頭混乱が起きない赤ちゃんも多くいます。個人差が大きいですが、生後1ヶ月以内の早い時期から頻繁に哺乳瓶を使う場合は注意が必要です。どうしても哺乳瓶を使う必要がある場合は、母乳実感タイプの乳首を選ぶのがおすすめです。

Q. 乳頭保護器を使うのはどうですか?

A. 乳頭保護器(ニップルシールド)は、乳頭混乱の改善に役立つ場合があります。哺乳瓶の乳首に近い感触で授乳できるため、嫌がっていた赤ちゃんがくわえやすくなることがあります。ただし使い方を誤ると母乳の出に影響することもあるため、助産師さんの指導のもとで使用することをおすすめします。

まとめ|てんちょからひとこと

乳頭混乱はあなたのせいではありません。

赤ちゃんが「哺乳瓶の方が飲みやすい」と覚えてしまっただけで、それはあなたの授乳が間違っていたわけではないんです。

焦らなくて大丈夫。少しずつ、根気よく、直接授乳に戻していけばいい。

でも無理は禁物です。ひとりで追い詰められる前に、助産師さんや母乳外来に頼ってください。

完璧な授乳スタイルなんてありません。

ママが笑顔でいられることが、赤ちゃんへの一番の栄養です。今日もよく頑張っていますよ♪